地方から東大へ!!東大生による東大合格勉強法ブログ

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受験世界史の攻略法①【基本書学習】

世界史の勉強法を具体的に解説していきます。

第一ステップとして「教科書系参考書の読み込み+書き込みノートによる知識定着」を挙げましたが、世界史の学習の基本は「教科書にはじまり、教科書に終わる」です。

様々な参考書、問題集に取り組むことになっても、あくまで学習の基本は教科書だという意識を持ってほしいと思います。

ただ、いきなり教科書というのはけっこうしんどいものです。

なんか堅苦しいし、おせじにもわかりやすいとはいえないし・・・・

そんなわけで、学習初期段階では、わかりやすい説明がなされている教科書系の参考書で学習していくことをオススメします。

「ナビゲーター世界史B 1 」、「荒巻の新世界史の見取り図」がこの類として挙げられますが、個人的にはナビゲーター世界史を推します。

 

これならわかる!ナビゲーター世界史B 1 先史~中世ヨーロッパ史の徹底理解

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これならわかる!ナビゲーター世界史B 2 アジア史古代~18世紀の徹底理解

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これならわかる!ナビゲーター世界史B 3 近世の始まり~19世紀の徹底理解

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これならわかる!ナビゲーター世界史B 4 帝国主義~現代史の徹底理解

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荒巻の新世界史の見取り図 上 (東進ブックス 名人の授業)

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荒巻の新世界史の見取り図 中 (東進ブックス 名人の授業)

荒巻の新世界史の見取り図 中 (東進ブックス 名人の授業)

 
荒巻の新世界史の見取り図 下 (東進ブックス 名人の授業)

荒巻の新世界史の見取り図 下 (東進ブックス 名人の授業)

 

こいつを読みこんでください。

目標は最低でも2周、欲を言えば3周をできるだけ短期間で反復してほしいと思います。

読む際のコツですが、1つのまとまりを読んだら、いったん教科書をふせ、どんなことが書いてあったのかを頭の中で想起する作業を行うと非常に効果的です。

これが起きて、誰が出てきた、それで、こうなった・・・というようなおおざっぱな感じで大丈夫です。

また、大事だと思う部分や理解しにくい部分は音読すると強く印象に残ります。

最初から細かい部分まで覚えるのはどうせ無理なので、大枠がつかめればいいや、と割り切ることも大切です。

また、読む中でわからない単語が出てきたら、用語集(山川出版のものなど)を使い、すぐに意味を調べて書きこんでいくことをオススメします。

さて、「読みこめ」とは言ったものの、ひたすら読む勉強というのは、予想以上に不毛感が漂います。

「これで本当に頭に入ってんのかな?」と不安になりますし。

そこで、書き込み式のノートを並行して使用します。

書きこみ教科書詳説世界史―世界史B

書きこみ教科書詳説世界史―世界史B

 

ひとまとまり読んで、頭に入った!と思えたなら、ノートに書き込んでアウトプットしましょう。

一応見ないでやって、覚えきれていないものは調べ、調べたものには印をつけておくようにすると、自分がどこが覚えきれていないかを容易に把握できます。

もちろん一回書きこんで覚えきれるはずはないので、1周目はノートにやるor2冊買うのが賢いでしょう。

こんだけでも、きちんとやれば世界史の学力は各段に向上します。

ポイントは、とにかく根気強く取り組むこと、そして、最初から完璧を求めないことです