受験世界史の攻略法【学習の進め方】
社会科系の科目は才能に関わらず、正しい勉強法で十分な時間をかけて対策を練れば、確実に高得点が狙えます。
地理については、データを読み取り、分析する能力、論理的思考能力のいかんにより、少量の勉強でも合格点が狙えるという面があるので、社会の科目の中では「才能」の占めるウェイトが大きいといえますが、日本史、世界史については、まさに上記のとおりです。
ただ、大変なのは暗記量が非常に多いこと、多量の暗記事項に埋もれて、全体像がつかみにくいことです。
この点を踏まえて勉強法を組み立てる必要があります。
東大、京大、一橋等の世界史の論述問題の攻略を最終目標とするのであれば、私は以下のような学習の流れが最適であると考えます。
教科書系参考書の読み込み+書き込み式ノートによる知識定着
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穴埋め式問題集 or 一問一答問題集による知識の定着+年号の暗記
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記述式問題集による論述の練習+問題に応じた教科書or教科書系参考書の読み込み
私は現役時に世界史の勉強に大失敗したので、その失敗経験も踏まえて勉強法を組み立てています。
このステップで学習していけば、確実に世界史で標準的な受験生に差をつけられるレベルには達します。
次回、各ステップの詳細、および使用参考書、問題集について解説します。