受験英語の勉強法~大原則~
英語の勉強法ですが、「単語がすべてだーーーー!!」とまでは言いませんが、
単語が英語学習初歩において、極めて重要であることは強調しても強調しきれません。
イヤ、まずは文法でしょ、という人もいますが、まあ、文法は学校の授業にまじめについていく程度で基礎は十分固まります。
単語は自分で強い意思をもって取り組まないと、学校とかで自然に身につくということはまずありえません。
だからこそ、単語を覚えきれているか、いないかで大きな差が生まれますし、ここが英語に限っていえば、合否の分かれ目であるともいえます。
私は、部活が忙しかったこともあり、高2の夏休みは「単語帳1冊を完璧にする!!」ことにすべてを捧げました。部活が終わると、学校の近くの塾へ行き、ひたすら単語を読みあげていました。英単語→意味、の順で、英単語を言うと意味が自然と口をついて出てくるまで、ひとつの単語を何十回もつぶやきました(周りで自習していた人には、そうとう迷惑だったでしょうが・・・)。
時間がかかるので、紙に書いたりはしませんでした。
とりあえず、見て意味がわかればOKと考えたのです。
この方法だと一日500単語とか進むことも可能(もちろん、全部完璧に覚えきれているわけではありません)なので、4日くらいで1周を終え、再び初めから2周目に入る・・・というサイクルを5、6周繰り返すと、単語帳の単語については、すべてスペルを見た瞬間意味が言える状態にまでなりました。
単語はとにかく、一回に進める量を極限まで増やし、どんどん反復していくことが最も重要だといえます。
夏明けには、難関大向けの駿台の模擬試験で英語の点数が120→180(200点満点)までアップ、校内順位初1位、東大A判定を成し遂げ、校内一斉単語テストでも、高2ながら受験生を押しのけ3位に入ることができました。
客観的な成績アップ以上に、難しい英文でも意味がわかるようになったことに感動し、英語を勉強するモチベーションが相当高まりました。
単語の暗記は非常に地味で、つまらないし、時間もかかりますが、今、単語の暗記で苦労している高校生には、その苦労の先では、大幅な成績アップ、ひいては、受験の栄冠が期待できるということを知っておいてほしいと思います。
ちなみに、英単語帳ですが、絶対コレがいい!というものはありません。私はターゲット1900を使いましたが、別にシス単やキクタンでも問題ないでしょう。ただ、速読英単語は、これ単体で単語暗記を目的に使用するのは避けた方がよいです。速単は「単語を覚えるための単語帳」である程度語彙力を磨いた後に読み込み用として使用することで、本当の効果を発揮します。
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